私こと浜中蟹之助は,法の価値を尊び,法の趣旨や解釈について自分なりの考えを持とうとし,それを自分の役割として行い,法に則って物事を解決しようする者を「法務家」と呼ぶ。

私は,法務家の自己実現を応援し,もって社会の発展に寄与したいとも思い,結社することとした。
この結社を「西海方面法務隊」と称する。

なぜ,「法務家」という言葉を使用したか。

現在,類似の用語に「法律家」という言葉がある。
法律家という言葉は,その由来はわからないが,日本弁護士会連合会によると「法律家」というのは弁護士,検察官,裁判官のみを指し,他の法律隣接職能を含まないという。

しかし,法律家という言葉が,論理必然的に法曹三者のみを指すものと言えるか判然としない。
法の価値を尊び,法の趣旨や解釈について自分なりの考えを持とうとし,それを自分の役割として行い,法に則って物事を解決しようする者はすべて法律家ではないかと,私は考える。

一部の弁護士からは,「そうすると企業の法務部の職員まで法律家になってしまう。おかしい。」という意見もあろう。
事実,日弁連は,「法律家,ローヤーは,弁護士と訴訟代理権をもつ一部の司法書士のみが使用できる言葉である。」として「行政書士」の英語名に「Gyoseishoshi Lawyer」を使用しようとした日行連に廃止を求めた。

私は,企業の法務部の職員はその業務によっては十分法律家たりえると考えている。

もちろん,隣接法律職についても同様である。

しかし,考えてみると「法律」は「法」の一部でしかない。
法務家は法律実務家である。
法律実務には「憲法」「施行令」「規則」「通達」ありとあらゆる法の知識や理解が必要である。
してみると「法律家」というよりも「法務家」のほうが法務に携わる者の実態を反映しているし,なにも「法律」に限ることはない。
「法律家」なる名称はそれが法曹三者の独占名称であると考えている方に大事にしていただいて,それはさておき我々「法務家」はもっと広く法の価値をとらえなければならない。

「法律家」という言葉に特別の価値を信じる弁護士に配慮して,「法務家」という名称を既に使用している隣接法律職もすでに表れ始めている。
私は,旧来の「法律家」という概念すら一部包含する高次の概念として「法務家」という言葉を提唱しているのである(「法律実務家」という言葉が指すものと同義であるが,長いので。)

「我こそは法務家である!」という方々の入隊をお待ち申し上げる。